概要
LibreTranslate は、Argos Translate の翻訳エンジンを Web API として提供するオープンソースプロジェクトです。Docker で簡単に自己ホストでき、完全オフライン環境でも動作します。
REST API として設計されており、ウェブアプリ・Slack bot・ドキュメント処理パイプライン等に組み込み可能。公式の libretranslate.com でも無料の公開インスタンスが利用できます(非商用推奨)。
翻訳品質は DeepL や Google Translate には及ばない場合がありますが、機密文書の社内翻訳や、データを外部に出したくない環境では最適な選択肢です。
評価スコア
プライバシー 5/5
使いやすさ 3/5
機能の豊富さ 3/5
コスパ 5/5
Google Translate との違い
Google Translateのクラウド依存を排除。品質は劣るが、データ主権100%。API連携は同等以上。
メリット
- ✓ 完全自己ホストでデータが外部に出ない
- ✓ REST API で任意のアプリに組み込み可能
- ✓ Docker Compose で数分でデプロイ
- ✓ オープンソース(AGPL)で無制限利用
デメリット・注意点
- − 翻訳品質はGoogle Translate/DeepLより劣る
- − GPU無しでは大量翻訳が遅い
- − 公開インスタンスは速度・可用性に限界
- − 言語ペアによって品質差が大きい
こんな人に最適
- 社内文書のプライベート翻訳
- API連携が必要な開発者
- 完全オフライン環境
向いていないケース
- 最高品質の翻訳が必要な場合
- 非技術者の日常使い
- モバイルカメラ翻訳
スペック・詳細
- 料金
- 自己ホスト — 自己ホスト版は完全無料。libretranslate.com 公開APIは非商用無料(レート制限あり)。
- 難易度
- 上級
- データ保存場所
- 自己ホスト版は自サーバー。公開インスタンスはLibreTranslate管理。
- 対応プラットフォーム
- Self-hosted · API · Web
完全オフライン可REST APIDocker対応無料公開インスタンス
Google Translate からの移行
- 1 Docker で LibreTranslate サーバーをデプロイ
- 2 翻訳したいアプリ/スクリプトから REST API を呼び出し
- 3 Google Translate API / ウェブUI の利用を停止
- 4 必要に応じてカスタムモデルで品質チューニング
セットアップ手順
- 1 docker run -ti --rm -p 5000:5000 libretranslate/libretranslate で起動
- 2 http://localhost:5000 で Web UI を確認
- 3 API ドキュメント(/docs)でエンドポイントを確認
- 4 アプリから POST /translate にリクエスト送信