概要
Immichは2022年から急速に成長したオープンソースの写真管理サーバーです。タイムライン、検索、共有リンク、顔クラスタリングなど、Google Photosユーザーが慣れ親しんだ体験を自己ホスト環境で再現します。
モバイルアプリはバックグラウンドで新規写真を自動アップロードし、複数ユーザー・複数ライブラリにも対応。家族全員分の写真を自宅NASやVPS上に集約できます。
活発な開発コミュニティがあり、Docker Composeでの導入が標準化されています。ハードウェア要件はあるものの、データの所在とアクセス制御を完全に自分で握れる点が最大の魅力です。
評価スコア
プライバシー 5/5
使いやすさ 3/5
機能の豊富さ 5/5
コスパ 5/5
Google Photos との違い
UIと機能セットが最もGoogle Photosに近い。顔認識・共有・自動アップロードを自己ホストで実現でき、Googleの機械学習パイプラインから独立できる。
メリット
- ✓ Google Photosに近いUXで学習コストが低い
- ✓ 顔認識・スマート検索・地図ビューが充実
- ✓ Android/iOSアプリで自動バックアップ可能
- ✓ 完全オープンソースで自己ホスト
デメリット・注意点
- − サーバー・ストレージ・運用の知識が必要
- − 大容量ライブラリではML処理にRAMを消費
- − 公式クラウドホスティングはなく自分で保守
こんな人に最適
- NASやホームサーバーを持つ人
- 家族共有をプライベートに保ちたい人
- Google Photos UIに慣れている人
向いていないケース
- サーバー管理に興味がない人
- すぐに使えるクラウドを求める人
スペック・詳細
- 料金
- 自己ホスト — ソフトウェア自体は無料。サーバー・NAS・電気代・ストレージ拡張は自己負担。
- 難易度
- 上級
- データ保存場所
- 自分が管理するサーバーまたはNAS上。クラウド送信は設定次第でゼロにできる。
- 対応プラットフォーム
- Self-hosted · Docker · Android · iOS · Web
Google Photos風UI顔・物体認識自動バックアップ共有アルバム
Google Photos からの移行
- 1 Google Takeoutでオリジナル画質のZIPを取得する
- 2 Immich管理画面の「Upload」またはCLIで一括インポートする
- 3 顔認識ジョブ完了まで数時間〜数日待ち、人物ラベルを確認する
- 4 モバイルアプリをインストールし自動バックアップ先をImmichに変更する
セットアップ手順
- 1 Docker Composeテンプレートを取得し.envを設定する
- 2 PostgreSQL・Redis・Immichコンテナを起動する
- 3 管理ユーザー作成後、外部アクセス用にリバースプロキシとHTTPSを設定する
- 4 スマホアプリからサーバーURLを登録しバックアップを有効化する