概要
Enteは写真特化のE2EEクラウドバックアップです。暗号化キーはユーザー端末で生成され、サーバー側では写真の内容を復号できません。ソースコードは公開され、Cure53による監査も実施されています。
Google Photosのような顔クラスタリングや高度な検索はありませんが、「安全にバックアップする」という目的には特化した設計です。家族プランで複数アカウントをまとめられ、共有アルバムもE2EEで保護されます。
Android・iOS・デスクトップクライアントが揃っており、Google PhotosからTakeoutでエクスポートしたZIPをインポートする手順も公式に案内されています。プライバシー最優先で手軽さも欲しい人向けです。
評価スコア
プライバシー 5/5
使いやすさ 4/5
機能の豊富さ 3/5
コスパ 4/5
Google Photos との違い
Google PhotosのAI整理力には及ばないが、暗号化とオープンソースの透明性で大きく上回る。バックアップの信頼性とプライバシーにフォーカスした代替。
メリット
- ✓ デフォルトでエンドツーエンド暗号化
- ✓ オープンソースかつ監査済み
- ✓ 主要OSすべてに公式アプリ
- ✓ Google Takeoutからの移行手順が明確
デメリット・注意点
- − AI分類・顔認識機能は限定的
- − 無料プランの容量が小さい
- − 大容量だと有料プランが必要
こんな人に最適
- E2EEを最優先する人
- クロスプラットフォーム家族
- サーバー管理を避けたい人
向いていないケース
- 高度なAI整理を求める人
- 完全無料でテラバイト級を保管したい人
スペック・詳細
- 料金
- 無料+有料 — 無料枠あり。有料は年額プラン(容量に応じて)。家族プランで割引。
- 難易度
- かんたん
- データ保存場所
- Enteのクラウド(E2EEのため運営者は内容を閲覧不可)。リージョン選択の情報は公式要確認。
- 対応プラットフォーム
- Android · iOS · Web · Windows · macOS · Linux
E2EE標準オープンソース家族プランクロスプラットフォーム
Google Photos からの移行
- 1 Google Takeoutで写真アーカイブをダウンロードする
- 2 Enteデスクトップアプリでインポートウィザードを実行する
- 3 アップロード完了まで待ち、モバイルアプリで同期を確認する
- 4 二重管理を避けるためGoogle Photosの自動バックアップを無効化する
セットアップ手順
- 1 ente.ioでアカウント作成しリカバリキーを安全に保管する
- 2 スマホアプリをインストールし自動バックアップを有効化する
- 3 必要ならデスクトップクライアントで既存ライブラリをインポートする
- 4 家族プランを設定し共有アルバムメンバーを招待する